もうすぐ年の瀬ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
年の瀬が近いという事はそろそろ冬休みだという方も多いでしょう
しかし、冬休みって意外と暇だったりしますよね?
まあ年末のテレビ見ながら暇してるのがいいんだっていうのもわかるんですけど、ゲームしたくないですか?
いい歳してプラモとかラジコンとかで遊ぶのが好きなそこのあなたに是非ともこのゲームをプレイしていただきたい!
「パネキット」です!
どうですか!ココロオドルパッケージでしょう?
えー今どきプレステのゲームかよーと思われる方もいるかもしれません
しかし古いゲームだからなんだというんですか!
人によっては永遠に遊べるゲームですよ!超オススメ!
スポンサードリンク
永遠に遊べるゲームだって?そいつぁ一体全体どんなゲームなのかというと
「ラジコン作って遊ぼうぜ!」
ってゲームです
ほんとは画面をキャプチャーして画像貼りながら説明したいんですけど、機材とか無いのでプレイステーションのサイトから拝借
"引用元:パネキット | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイト ©2016 Sony Interactive Entertainment Inc."
「パネキット」はその名前の通りパネルを組み合わせて色んな機体を作る事ができます
まずメニューからエディターを開くとコアと呼ばれる動力を供給するパネルが置かれています(これは外すことができません)
そのコアに右側にあるメニューからパネルを選んで、取り付けていきます
この時にパネルの角度や取り付け方を変える事で色んな形を形作る事ができます
基本的には一枚ずつ取り付けて行くんですが、もし一回に何枚か付けたいなぁと思ったらコピペも可能です
枚数だけでなく、形状もコピーできるので同じ形状を作りたい時にも便利です
しかも一回に4つまでコピーしておけます。便利です
またパネルは最初は灰色ですが色を変える事も可能です
パネルを組み合わせるだけでも色んな形は作れるんですが、せっかく作ったんだから動かしたいですよね
上の画像見てもらえばわかると思うんですけど、パネルで機体のメインとなる部分を作ったら、車輪などの動力となるパーツを付ける事ができます
しかもただ取り付けるだけじゃなく、どのボタンを押したら動き出すか、ボタンが押されたらどれくらいの出力で動くか、動く方向はどちらかなど事細かに設定できます
しかも一つのパーツに4つまで設定することができます
これらを組み合わせることで、前進後退、右折左折、定置旋回など様々な動きをさせる事が可能です
ただ、車輪などの動力となるパーツはコアからの動力源の供給が必要になります
パーツをくっつけると勝手に回路が接続されるのでさほど気にする必要はないんですが、一応その辺を意識して作ると本物っぽくなるかと思います
ある程度出来上がったらテスト画面で動作のテストをする事ができます
ここでは動力(先ほどの車輪や位置エネルギーなど)が働いている方向、ただ置いてあるだけでも力がどの位置にどのようにかかっているのかが矢印で表示されます
専門的な言葉だとベクトルってやつですね
他にもスピードがどれくらい出てるか、加速度、高度、抵抗、電力需要、電力供給などが数値で表示されます
自分で考えてみた設計通りに作っても意外と思ってもみなかったところに力が行ってしまって真っすぐ進むはずが回転を始めてしまったなんて事がよくあります
それをいかにして直すか考えるのも楽しいです
かなりリアルに物理法則に従って動くので、プロペラ機なんて作ったら回転の力をいかにして逃がすか、伝えるか、すごく悩みます
さあ、それじゃあテストも終わったら作った機体を動かしてみましょう
この世界は数個の島が存在しています
生物はいません
自分の作った機体のみが存在します
"引用元:パネキット | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイト ©2016 Sony Interactive Entertainment Inc."
何にも邪魔されない最高のフィールドですね!
邪魔なストーリーも存在しません!クリアもありません!
じゃあただ機体作って適当に動かすだけなのかというとそうではありません
各島には至るところにミニゲームが配置されています
それをクリアしながら次の島を目指していきます(巨大なフィールドに何個か島が設置されているだけなので、いきなり飛行機とか船とか作れば隣の島まで行くことは可能です)
もちろんただ自分の機体を走らせてるだけでも楽しいですけどね!
ミニゲームは、最初はおにごっこやレースなどの単純な物が多いですが、だんだんと落ちてくるボールを追い出すゲームや水面から飛び出す風船を撃ち落とすゲームなど多種多様になります
もう気付いたと思いますけどただのパネルや車輪で作った車で風船なんて撃ち落とせませんね?
そうです!それぞれのミニゲームに合わせて新たな機体を開発していかないといけないんです!
しかしパネルの車輪だけじゃいくら考えてもどうしようもないです
実は、今までパネルと車輪は説明しましたが他にもパーツは存在します
パーツ間を繋ぐジョイント(横に曲がる物と縦に曲がる物とひねる物の3種類)、玉を発射するシューター(出力をMAXに設定するとレーザーになる)、ジェット、プラモやラジコンなんかに使うモーターそのまんまのモーターがあります
パネルと車輪なんかだけよりグッと作れる物の幅が広がりますね
ただ最初から全部を所持数MAXの状態で持っているわけでないです
島のあちこちに箱が置かれていてその中に入っています
パーツを大量に使って(100個までという制限はありますが…)凝った物を作りたかったら、ミニゲームをうまくこなしながら色んな場所に配置された箱を見つけなければならないというわけです
いやーでも簡単な物しか作れないよ俺って人もいる事でしょう
大丈夫です!
そんな人の為にミニゲームをクリアした時や箱の中に設計図が入っています
これは読み込むだけでなんの手間もいらずに最初から作られた機体を使う事ができる超便利な物です!
”引用元:パネキット | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイト ©2016 Sony Interactive Entertainment Inc.”
こんな作るの超めんどくさそうな飛行機だって読み込むだけで使う事ができます
ちなみにこの写真の機体は「へんけいロボット」という名前の飛行機形態からボタン一つでロボットに変形するというマクロスのバルキリーみたいなやつですね
割と後半で手に入るやつだったと思います
こういう設計図で手に入るモデルが、なかなか変わった発想の物が多くてすごく参考になります
そうか!棒の先にシューターを付けてそれを振りながら玉を発射すれば遠くに飛ぶんだ!というのも設計図で手に入った「ジャストミート」というモデルで知りました
この設計図で手に入るモデルも、自分で自由に改変が可能なので作るのめんどくさいという方は最初から作るのではなく、改変していくというのもいいと思います
ちなみに遠心力を使うと遠くまで玉を飛ばせることを知った俺が作ったバカ機体がこちらになります
直列された14個のモーターにより先端の板が高速回転、そこから生み出される遠心力により長距離射撃を可能としました
うまくやれば1000くらいは飛ぶかと
ただ一つ欠点がありまして
射出する物自体が回転しているので、飛ぶ方向がわかりません
ゆえに地面直撃だったり、真上に飛んだりとうまく遠くまで飛ばすのはちょっとコツが必要です
ネットでパネキットと検索してもらえればわかると思いますが、こんなバカみたいなモデルから何時間かけたんだこれ…というようなモデルまですごく多種多様なモデルを見ることができます
今でも新たなモデルを作って設計図をネットに公開し続けてる人もいます
まさに永遠に遊べるゲームです!可能性は無限大です!
「無限工作おもちゃ箱」のキャッチコピーは伊達じゃないです!
さあ!あなたも未知なる機体の創造と有限な時間の浪費を始めましょう!
ちなみに通販で買おうとすると隠れた名作ゆえのプレミア価格で値段がすごい事になってるのでゲームアーカイブスで買う事をオススメします
617円(2016年12月現在)で買えます